本木雅弘 深津絵里に公開ラブレター 主演映画舞台あいさつで欠席嘆く

舞台あいさつに登場した本木雅弘=東京・TOHOシネマズ新宿
舞台あいさつに登場した(左から)池松壮亮、藤田健心、竹原ピストル、本木雅弘、白鳥玉李、西川美和監督=東京・TOHOシネマズ新宿
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 俳優の本木雅弘(50)が15日、主演映画「永い言い訳」が14日に公開したのを記念した舞台あいさつを、共演の池松壮亮(26)竹原ピストル(39)、西川美和監督(42)らと都内劇場で行い、女優・深津絵里(43)への“公開ラブレター”を語った。

 舞台あいさつの冒頭、「私事ですがぼやきを一言」とマイクを取った本木は「この晴れの日に『おめもじ』できると思ったら、天照深津神(あまてらすふかつのかみ)は天の岩戸を開けてくれませんでした」とポツリ。「おめもじ」という「お目にかかる」の古い表現で深津に会えなかった心情を明かした。

 今作で1995年のフジ系ドラマ「最高の片想い」以来21年ぶりに共演した深津が、舞台あいさつを欠席したことを残念がった。それでも「ブレないフカッちゃんが大好きです。また20年後に老年カップルのラブストーリーで、ブイブイいちゃつきたい。以上、私事のラブレターでした」と希望した。

 同作は、妻が不慮の事故で死んでも、不倫中で泣くことができなかった人気作家(本木)が、幼い子供たちを世話することを通して愛情に目覚めていく物語。

 米アカデミー賞外国作品賞を獲得した「おくりびと」以来7年ぶりの映画主演となった本木は「役者として至らないことが多々あった。西川監督にはまた忘れた頃に貴重な脇役で使ってほしい。そのときまでに演技を磨いておきます」と謙そんした。

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