新海監督、「君の名は。」 次回作にも意欲 「思春期の少年と少女を描く」

 日本で社会現象となっている映画「君の名は。」が9日、アジア最大の映画祭である韓国の「第21回釜山国際映画祭」で公式上映され、声優を務めた神木隆之介(23)と上白石萌音(18)、新海誠監督(43)が出席した。日本では興収138億円を突破し、200億円の大台が現実味を帯びている。韓国でも熱狂的に迎えられ、今月中旬に始まる世界公開に先駆けて“「君の名は。」旋風”が巻き起こった。

 「君の名は。」はジブリ以外のアニメでは初めて興収100億円を突破した。「ポスト宮崎駿」と呼ばれることについて地元メディアから質問された新海監督は「宮崎監督の巨大な役割を期待されるかもしれないけれど、とても居心地が悪い。過大評価。届かない存在です」と苦笑。次回作は「まだ白紙」としたが、3年以内に「思春期の少年と少女を描くことになると思う」と説明。「もう1回はっきりとしたエンターテインメント作品を作り、作り続ける能力があるのかトライしてみたい」という。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス