「真田丸」25日放送「さらば昌幸」にファン騒然「えらいことになった!」

 NHK大河ドラマ「真田丸」で、俳優・草刈正雄(64)が好演して大人気となった主人公の父・真田昌幸が、25日放送の「第38回 昌幸」で最期を迎える。策略の限りを尽くし、戦国大名たちに泡を吹かせまくった名将が、最後はファンの予想を覆す物語の急展開で姿を消すことになった。「さらば昌幸」-いきなりの急告知にネット上などで悲鳴があがる中、物語のMVPと評される“草刈昌幸”最後の名演に注目が集まる。

 1611年。3年後に勃発する大坂の陣を目前に、再起を夢見た真田昌幸は流刑先の九度山(和歌山)で終焉の時を迎える。「真田丸」でもいずれは来る別れだったが、それはあまりに突然、訪れることになった。

 ドラマは関ケ原合戦で西軍が敗北し、前回18日放送で、昌幸が流刑となるまでが描かれたが、大方の予想に反し、次回25日で10年に及んだとされる流刑生活が一気に描かれ、昌幸が最期を迎えることが告知された。

 ネット上などでファンは騒然。「えらいことになった!」と昌幸が危機に直面するたび発して人気となった名ゼリフを使って驚く書き込みも目立った。

 この反応にNHKは「大変話題となっていることは理解していますし、ありがたいことです」とコメント。“10年分を1話で”の急展開については、脚本の三谷幸喜氏が史実に忠実に書いていることを挙げ「九度山隠遁後のことはほとんど伝わっておらず、想像で描くことになってしまうため、全体のバランスを考えた上での判断だと思います」とした。

 25日の予告では、死期を悟った昌幸が、ある夜、息子・信繁(堺雅人)を呼び、徳川と豊臣が激突した場合の策を授ける-と告知されている。流刑生活の中で昌幸が、徳川と豊臣の一触即発の空気を読み取り「わしならば…」と、徳川軍を混乱させて寝返りを誘発する秘策と、息子が講じるにあたっての難点も授けたとも伝わる名場面。注目のクライマックス。最期の言葉は決めゼリフの「おのおの、抜かりなく」で締めるのか-。

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