笑福亭純瓶、大先輩を毒づき人間国宝宣言 「取るだろうと思っていた人が失脚した」

 落語家の笑福亭純瓶(53)が7日、大阪市内で「笑福亭純瓶独演会 落語散策・そぞろ歩き」の会見に出席し、「人間国宝を狙ってます。取るだろうと思った人が失脚したもので」とスキャンダルでにぎわした上方落語会の大先輩を毒づきつつ意気込んだ。

 12年ぶりとなる独演会「-そぞろ歩き」で「平成28年文化庁芸術祭」に参加する純瓶。これまで賞レースなどには無関心を装っていたというが、「友達がどんどん賞を取っていく中で参加を決めた」と明かした。「本気です。本気は本気」と賞レースへの決意を示し、そのため「目指せ!人間国宝?ん?ほんまか?いちから勉強~笑福亭純瓶53歳。」と題した毎月の勉強会も始めた。「米朝師匠が亡くなり、関西では人間国宝はいない。この人が取るだろうと思った人が失脚したものですから。平等にチャンス回って来たんちゃう」と週刊誌にスキャンダルが掲載された大先輩を引き合いに笑わせ、「目指せ!人間国宝」と宣言した。

 独演会では、演目「池田の猪買い」に登場する道のりを実際に8時間かけ歩いて撮影したビデオも上映される。落語に出てくる情景が実際に残っており、落語をリアルに感じられる作りになっているとか。

 独演会は、10月9日、大阪市のテイジンホールで行われる。

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