高校生漫才、大阪・茨木高の野球部コンビが優勝…履正社に大敗も、漫才で全国制覇

 高校生による漫才No.1決定戦「ハイスクールマンザイ2016 H-1甲子園」の決勝大会が28日、大阪・なんばグランド花月で行われ、大阪・茨木高校3年の浦田勇太君(17)と前田颯志君(18)のコンビ「午前午後」が優勝した。約1500人が参加した大会の頂点に立ち、優勝賞金50万円と、吉本総合芸能学院(NSC)の入学金・授業料免除の権利を獲得した。

 2人は野球部に所属し、今夏の大阪大会では甲子園に出場した履正社高に3回戦で0-10(6回コールド)で完敗。その後、お笑いの道を志す浦田君が前田君を誘って今大会に参戦し、漫才の“甲子園”で全国制覇を果たした。

 浦田君は「(野球では)やられ過ぎて、悔しいを通り越しました」と振り返りつつ、漫才優勝に「このネタで大丈夫かと不安になることもありましたが、コンビで同じ目標を持って一生懸命やってきました」。前田君は「壁にぶつかることばかりでしたが、(同級生の)観客の応援のおかげで最高の結果で終われてうれしい限りです」と語った。

 ただ茨木高校は府内屈指の進学校で、志望大学を浦田君が神戸大学、前田君が京都大学であることを明かすと、審査員を務めたNON STYLE・井上裕介(36)らが一斉に「すげえ!」「吉本はやめとけ!」と“説得”していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス