笑福亭三喬、来秋に七代目松喬を襲名 今年10月は松竹座で初高座

 落語家の笑福亭三喬(55)が25日、大阪市内で落語会「第7回 三喬三昧」(10月29日・大阪松竹座)の会見を行い、来秋に七代目笑福亭松喬を襲名すると発表した。

 師匠である六代目松喬が2013年7月に死去。命日である今年7月30日に、追福興行「松喬十六夜」を完結した。「松竹から襲名のお話をいただいたのは昨年の秋。まだ師匠の奥様に許可をいただいていないが、今年3~4月あたりに決意した」と振り返った。

 56歳で師匠の名を継ぐことになり「師匠が大きくした名前なので、勝るとも劣らないように。松竹でしっかり落語をやる立場にならないといけない」と決意を語った。

 襲名にあたり、同門の笑福亭仁鶴からは「自分の歩幅で歩きなさい」と励まされたという。

 襲名前最後となる「三喬三昧」では、大阪松竹座の舞台に初めて上がり、笑福亭一門の看板演目である「らくだ」に挑戦。同劇場で落語が上演されるのは、09年の三代目桂春蝶襲名披露公演以来となる。

 「先代の十八番が次の代の十八番にはならない。まねをしても追い越せない。自分なりの『らくだ』ができれば」と意気込みを示した。来秋の襲名披露興行も同劇場で行われる。

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