広島市も最高裁も原発もポケモンNO 「ポケストップ」等削除要請へ

 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を巡って国内外で続発する事故やトラブルを受け、公的機関や企業が動き出した。

 広島市は27日までに、平和記念公園内にある原爆ドームや原爆の子の像付近が、ポケモン同士が対戦できる「ジム」などに設定されているとして、運営会社に8月6日の「原爆の日」までに全ての設定を削除するよう要請。公園内ではポケモンが表示され、ジムやアイテムなどを入手できる「ポケストップ」も設定されている。

 最高裁も27日までに、アイテムを入手できるスポットからから全国の裁判所を除外するよう開発会社に申し入れた。消費者庁は27日、安全対策を講じるよう運営会社に要請したと発表。総務省と共に、利用者に注意を呼び掛けた。

 日本原子力発電は27日、管轄する東海原発、東海第2原発、敦賀原発の敷地内にポケモンが表示されないよう開発会社に設定の解除を要請。西日本高速道路も27日、高速道路上やサービスエリア内にポケモンを出現させないよう、高速道路6社共同で開発会社側に近く要請する方針を明らかにした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス