俳優の妻夫木聡(35)が主演する映画「愚行録」(来年公開)が、8月31日にイタリアで開幕する世界三大映画祭の1つ、第73回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に正式上映されることが27日、発表された。
新進気鋭の監督作品が選ばれる部門で、長編デビュー作となる石川慶監督は「ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます」とコメント。原作の貫井徳郎氏は「試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。ただただ楽しみです」と期待する。
一家殺人事件の謎を追う週刊誌記者を演じる妻夫木らが現地入りするかは未定という。