新宿・歌舞伎町に史上初の「ゴジラロード」が誕生! ワールドプレミアで発表

 東宝が12年ぶりに製作した人気シリーズの新作映画「シン・ゴジラ」(29日公開)のワールドプレミアが25日、東京・新宿歌舞伎町で行われ、靖国通りからゴジラの頭のオブジェがあるTOHOシネマズ新宿までの通りが「ゴジラロード」に改名された。ゴジラの名が地名に付くのは史上初。近隣の飲食店ではゴジラの名前を付けたオリジナルメニューの考案が計画されており、町を挙げての“ゴジラタウン化”を進める。主演の長谷川博己(39)や庵野秀明総監督(56)らはレッドカーペットを歩き、3000人と交流した。

 不夜城の中心に位置するセントラルロードが、怪獣の名に変わった。歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長(67)が「本日をもってゴジラロードになりました」と宣言。長さは歴代最大となる新作ゴジラの身長と同じ118・5メートルで、石原さとみ(29)は「果てしなく長くて、大きさを実感できる」と笑った。新たに正午から午後8時まで、毎時ゴジラのテーマ曲と鳴き声が流れる予定で、観光名所としての色を強める。

 ゴジラは、頭のオブジェがある新宿東宝ビルが完成した昨年4月に特別住民票を贈られた“新宿区民”。東宝は2020年の東京五輪に向けて新機関「ゴジラ戦略会議」を設立し、世界的な知名度アップを図っており、日本有数の外国人訪問先である歌舞伎町との協力体制がゴジラロードにつながった。

 界隈ではゴジラのオブジェをバックに記念撮影する外国人観光客の姿も目に付く。片桐氏は「ゴジラに出現していただいて、どうなっちゃうんだろうと思うほど寂れていた歌舞伎町に、人が増えた。10倍と言いたいほど」と感謝。町を挙げてゴジラタウン化を進める方針で、約250店あるホテルや飲食店でゴジラプランやメニューを考案するよう呼びかけるという。

 樋口真嗣監督(50)は「便乗して、ゴジラ寿司、丼、焼き…どんどん料理を作ってほしい」と要望。長谷川が「新宿の懐の深さがすごい」と驚けば、竹野内豊(45)は「この道から作品にかけた情熱が世界に広がっていくといい」と期待した。

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