奥田瑛二が湯布院映画祭PRトークショー 2人の娘の“成長”に感慨深げ

湯布院映画祭のPRイベントでトークショーを行った奥田瑛二=東京・銀座の大分県東京事務所
湯布院映画祭のPRイベントでトークショーを行った(左から)脚本家の荒井晴彦氏、奥田瑛二、映画プロデューサーの成田尚哉氏=東京・銀座の大分県東京事務所
湯布院映画祭のPRイベントでトークショーを行った奥田瑛二=東京・銀座の大分県東京事務所
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 俳優で映画監督の奥田瑛二(66)が25日、都内で行われた「第41回湯布院映画祭」(同28日まで)のPRイベントに登場。トークショーで2人の娘、映画監督の安藤桃子氏(33)と女優・安藤サクラ(30)に触れた。

 奥田は同映画祭に1979年の第5回から参加。2人の娘も幼い頃から湯布院に赴いているが、一昨年は奥田がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、桃子氏が監督、サクラが主演の「0・5ミリ」が上映された。奥田は「プロデューサーは切ない商売だね。娘はほめちぎられて大喜びしていたけど、喜びが湧かなかった。切ないです」と当時の心境を打ち明けた。

 最近は映画関係者から「娘さんは親を超えてしまったね」とよく言われるそうで、奥田は「うれしいこと。でも僕の中では燃えるものもある」と親としての喜びと俳優・監督としてのライバル心も明かした。

 奥田は「長女とは監督と監督という関係で協力し合える。でも次女は違う。4年前ぐらいに役作りのアドバイスしたら『お父さんと私は全然役の作り方が違うんだから』と言われてしまって。それ以来何も言ってない」と映画監督&俳優としての娘との距離感を説明していた。

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