小池氏、増田氏に強烈皮肉「小池にしたくないだけで引っ張ってこられた」
東京都知事選(31日投開票)のラストサンデーとなった24日、立候補者たちが都内各所で演説を行い、支持を訴えた。
元防衛相の小池百合子氏(64)はJR新宿駅前で、「スーパーサンデー大演説会」と題して街頭演説。「42・195キロ、すでに折り返しに入りました。皆さまからの追い風を受けて、大きな戦いに必ず勝っていきたい」などと熱弁を振るっていたが、そのタイミングで自民党の選挙カーが目の前を通過。「自民党さん、頑張ってください。ご苦労さまでございます」と“社交辞令”を送った。
自民党は分裂選挙となっており、自民都連は増田寛也氏(64)以外を応援した場合、親族も含め除名などの処分対象とする、とした文書を配布している。小池氏は「あちらの推薦を受けてる方は、使い勝手がいいと思いますよ。でも、それは都民にはいいと思いません。小池にしたくないというだけで、引っ張ってこられた方も大変」とライバル候補を強烈に皮肉った。
小池氏の元には、笹川堯元自民総務会長、自民の若狭勝衆院議員や河村たかし名古屋市長らが、応援に駆けつけていた。