東京都知事選(31日投開票)のラストサンデーとなった24日、立候補者たちが都内各所で演説を行い、支持を訴えた。
無所属で出馬したジャーナリストの上杉隆氏(48)は、甚平姿で銀座4丁目交差点に登場し、お金をかけない手作りの選挙戦を訴えた。政党公認候補のような選挙カーは「2000万円かかる」ため、ワゴン車にポスターを張って簡素化。拡声器やスピーカーは知り合いから借り、「酒屋から借りた」ビールケースに立つなど無駄を徹底的に省いた。「お金ない、組織ない、テレビの出演もない」と言いながらも、「東京への恩返しの気持ち。政策実現への道筋、財政の確保の方法は持っている」とアピールした。