藤田ニコルら芸能人もトリコ 各地でトラブルも続出

 海外で爆発的にヒットしているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内での配信が22日、スタートした。待望の日本上陸に芸能人も即座に反応するなど利用者の熱狂が広がったが、人気に便乗した偽アプリの登場や、立ち入り禁止区域への侵入や危険な歩きスマホなどトラブルも続発。警察が注意を呼びかけるなど、列島は「ポケモンGO狂騒曲」に包まれた。        

 この日午前、「ポケモンGO」の配信が開始されると、ネット上は「待ってた!」「よっしゃあ配信されとる」など歓喜の声で“お祭り”状態になった。

 大のポケモン好きで知られるモデルの藤田ニコルは「ポケモンGOはじめました」と、配信開始とほぼ同時に報告。お笑い芸人のスギちゃんも「奧さんがやり始めさっそく歩きスマホのえじきに…」などとツイート。水道橋博士も「我が家の子供たちが大騒ぎになっている。狂乱状態だ」などとつぶやいた。

 無料の専用アプリをダウンロードすれば遊べるが、アクセスが集中し、一時、ポケモンGOをダウンロードできない状態になった。

 一方、トラブルも続出。熊本市では地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域へ侵入しようとした男性がいたことが判明。市はゲーム開発に関わった任天堂に、城の敷地でポケモンが現れないような措置を申し入れた。

 愛知県警本部では、ゲームに使うアイテムが手に入る「ポケストップ」が庁舎内に出現。ある警察官は「ゲーム目的の見学者が増えないといいが…」と困惑顔。島根県の出雲大社は、真剣な気持ちで参拝する人がいる中で遊びに興じるのはふさわしくないと「境内などでの使用禁止」とHPで告知した。

 子どもの事故やトラブルを懸念する自治体も。岡山県は、危険な区域に入らないといった注意点を小中学校や高校に周知した。

 先行配信された米国では利用者が原発敷地内に侵入する事例があり、原子力規制委員会は原子力施設周辺の警備強化を大手電力会社に要請。JR東日本も安全に影響がでないよう配慮を求めた。

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