世界のキタノら、米アカデミー会員に

 米映画芸術科学アカデミーは29日、俳優の仲代達矢、映画監督の北野武氏、河瀬直美氏、黒沢清氏ら日本人13人を含む総勢683人を新たに会員に加えると発表した。河瀬監督は「監督」と「脚本」の2部門でノミネート。どちらで登録するかを自身で決めることになる。

 仲代は「会員に選ばれたことはたいへん光栄だ。米国の映画祭に毎年招かれ、日本映画の評価はすごいと実感していた。黒沢明さんや小林正樹さんら先達たちが、日本映画を世界のレベルに上げてくれた。私が選ばれたというより、かつての日本映画のスタッフを認めてくれたとも言え、ありがたい思いだ」とコメントした。

 同アカデミーは映画産業の芸術、科学的発展を図る目的で1927年に創設。監督や俳優など、第一線の映画人らがアカデミー会員となり、俳優の渡辺謙も会員。優れた映画作品や出演者に贈る「アカデミー賞」で知られるが、今年、昨年と2年連続で演技部門の候補者に白人ばかりを選んだと批判を浴び、約6千人の会員の構成を見直し人種や性別の多様性を図ると表明していた。

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