昨年プロレスラーを引退しタレントに転身した天龍源一郎（６６）が、ドラマに初挑戦したことが１０日、分かった。小藪千豊（４２）と片瀬那奈（３４）がＷ主演の日本テレビ系連続ドラマ「マネーの天使～あなたのお金、取り戻します！～」（木曜、後１１・５９）の１８日放送の第７話にゲスト出演した。

　天龍は、テレビ局の入り口に立つ警備員役。フェアリーズ・藤田みりあ（１７）が演じる女性が、無断で入ろうとさまざまな変装で突破を試みるのを見破ってことごとく阻止するという役どころだ。

　プロレス会場で見た警備員を参考にしたという天龍は、数々の死闘を繰り広げてきただけあって、体当たりの演技を披露。“滑舌の悪さ”を前面に出して怒鳴り散らすなど、らしさが盛り込まれた。

　「何を言っているかわからないだろうし、１０文字以上のセリフはダメだから大変だろうと思ったけど、新しいことへの挑戦を自分のエネルギーに変えている部分はある」と話した天龍。「緊張感は同じですけど、額から汗するのがプロレス。脇の下から汗が出るのが演技ですね」と振り返った。