乃木坂46歓喜の紅白初出場に生駒は涙

 大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」(総合など、後7・15)の司会者と出場者51組が26日、都内で発表された。総合司会はタレント・黒柳徹子(82)が有働由美子アナウンサー(46)と共に担当。黒柳は史上最年長の司会となる。紅組司会は女優・綾瀬はるか(30)、白組司会はV6・井ノ原快彦(39)。初出場は昨年の5組から10組に倍増し、乃木坂46の生駒里奈(19)は涙ながらに喜んだ。

 乃木坂46は1年前の悔し涙をうれし涙に変えた。初代センターの生駒里奈(19)はマイクを握るや涙をこぼし「結成する前はみんな普通の女の子だったんですけど、日本の皆さんが大好きな紅白歌合戦に出ることは、素晴らしいと思います」と声をつまらせ万感のあいさつ。キャプテンの桜井玲香(21)も瞳を潤ませた。

 しんみりムードを一変させたのは井ノ原だ。「感動的なスピーチの後で何ですが、桜井さんは綾瀬さんのモノマネが得意ということで」とムチャぶり。桜井は動揺しつつもドラマ「JIN-仁-」での綾瀬のセリフを再現し、綾瀬本人から「似てると思います」と太鼓判を押された。

 出場が有力視された昨年、スタッフから落選を聞かされたメンバーは泣き崩れた。大みそかには他局の楽屋で紅白本番を見るという“屈辱”も味わった。「去年は実力不足だったと痛感しました。1年間全力で走ってきたので集大成をお伝えしたい」(桜井)。AKB48の公式ライバルとしてデビューして4年目、さらなる飛躍へのきっかけとする。

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