鰐淵晴子 共演した原節子さんしのぶ

  女優・原節子さん死去のニュースから一夜明けた26日、1955年公開の映画「ノンちゃん雲に乗る」で原さんの娘役を演じた女優の鰐淵晴子(70)は、デイリースポーツの取材に「第2のお母さんみたいな方。ショックですし、悲しい」と声を沈ませた。

 当時8歳、自身にとっては本格的な女優デビュー作で、原さんは初の母親役だった。鰐淵は「スチール撮影のときにごあいさつして『うわぁ、スタイルのいい方だなぁ』と思ったのを覚えています」と、懐かしそうに振り返った。

 「楚々(そそ)としたイメージがあるけれどスポーティーな方。性格もハキハキしていてストレートでした」。最後に会ったのは23歳のころ。美容院が同じだった縁で顔を合わせて以来、交流はなかったが、心の中でいつまでも原さんは輝き続けている。「あこがれの女優さんです。ステキな女優さんはたくさんいるけど、ナンバーワンは原さん」

 訃報を知り、家にあった原さんの写真集と「ノンちゃん-」の撮影当時の写真を探した。天才少女バイオリニスト役だった鰐淵と原さんの姿が納まった貴重な一枚だ。「私がバイオリンを弾いていて、原さんが着物姿の写真が手元にあるんです。それを見ながら、しのびたいと思います」

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