百田氏 たかじんさん長女側と直接対決も

 歌手の故やしきたかじんさん(享年64)の長女が、たかじんさんの闘病生活を描いた作家・百田尚樹氏(59)の著書「殉愛」によって名誉を傷つけられたとして、発行元の幻冬舎に出版差し止めなどを請求した訴訟の第6回口頭弁論が9日、東京地裁で開かれた。

 原告側代理人の的場徹弁護士はデイリースポーツなどの取材に、次々回にも百田氏と法廷で“直接対決”する考えを示した。この日は被告側が百田氏の取材ノートなどを証拠として提出。次回11月20日の法廷では百田氏の陳述書を提出する予定だが、原告側はそれを受け、百田氏を人証申請する予定。裁判所が認めれば、百田氏に出廷を求める。

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