文枝 大河ドラマに初出演、熱演誓う

 軽妙なトークで堺雅人(手前左)、竹内結子(同右)を笑わせる桂文枝。右奥は小林隆
 出演者発表でポーズをとる(前列左から)山本耕史、鈴木京香、堺雅人、竹内結子、中川大志(後列左から)新納慎也、小日向文世、桂文枝、小林隆=東京・渋谷のNHK(撮影・西岡正)
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 俳優・堺雅人(41)主演で来年1月10日にスタートするNHK大河ドラマ「真田丸」(総合、日曜、後8・00)の新たな出演者9人が24日、都内で発表され会見を行った。落語家・桂文枝(72)は初の大河出演に「すべての仕事を蹴ってやります」と熱演を誓った。

 演じる千利休は自身と同じ大阪・堺出身。主人公・真田幸村について「大阪でも人気者」と語り、「真田家の(家紋が)六文銭。寄席の世界では6のことを真田という。六代目・文枝としては、幸村のドラマでびっくり」と“6”つながりをアピールした。

 大河の大ファンという文枝。三谷作品の「新選組!」が好きだったと明かし、「『軍師官兵衛』での(春風亭)小朝師匠に続き、私も頑張って大河ドラマに噺家枠を取り入れたい」と新風を巻き起こすつもりだ。

 また女優・堀北真希と電撃婚した山本耕史(38)は「新選組!」に続いて、三谷作品の大河出演が決定。石田三成役について「頭の切れる策士を自分がどう表現できるか楽しみ」と意気込んだ。「新選-」では土方歳三役で、堺雅人演じる山南敬助と劇中で何度も対立した。「その時は堺さんとがっつりお芝居させていただいた。今回もガンガン同じようになると思う」と、再び見せ場を作り上げる覚悟だ。

 舞台出演のため会見を欠席した片岡愛之助(43)は、大谷吉継役で大河初出演。大ヒットドラマ「半沢直樹」では、銀行と国税という対立する立場での役柄だったが、今回は真田の盟友として新たな関係をみせる。

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