堺雅人 来年の大河ドラマ、躍動を誓う

 俳優・堺雅人(41)が5日、長野県上田市で主演する来年のNHK大河ドラマ「真田丸」(1月スタート、日曜、後8・00)の取材会を行った。

 堺にとっては、8月に妻で女優の菅野美穂(38)との間に第1子となる男児が誕生して以来、初の公の場。「新しく家族ができたのは非常に励みになる」と父になった心境を語り、大河について「さわやかな家族の物語にしたい」と躍動を誓った。

 堺にとっては「新選組!」(04年)、「篤姫」(08年)以来3度目の大河出演にして初の主演。プライベートでは第1子誕生と、まさに順風満帆なクランクインとなった。

 同作は、堺演じる戦国武将の真田信繁(幸村)が乱世の中で成長していく姿を描く、“家族愛”がテーマの物語。真田家の故郷での撮影に、堺は「念願の真田の郷に来ることができた。ここから全ての真田の物語が始まったということで。さわやかな家族の物語にしたい」と意気込んだ。

 長男の誕生も大きな力になっている。「家族の物語を演じるにあたって、新しく家族ができたのは非常に励みになりますし、頑張りたいなあと思ってます」と、一家の大黒柱として気持ちを一新させた。

 徹底的な役作り、勉強熱心で有名な堺だが、今作でもその姿は健在という。屋敷陽太郎制作統括プロデューサーは「登場人物全員の歴史、関係をご存じで。逆に私たちが教えていただくぐらい」と舌を巻いた。

 堺は「スタッフ、キャスト全員が大きな家族だと思っているので、みんなで力を合わせて1年間和気あいあいと過ごしていきたい」と座長らしさも見せた。信繁の生涯のパートナー・きりを演じる女優・長澤まさみ(28)は「引っ張っていってくれる、頼りがいのある兄貴」と厚い信頼を寄せている。

 船出したばかりの「真田丸」。堺はプライベートと大河という、2つの“家族愛”で1年間の長期ロードを駆け抜けていく。

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