黒島結菜、被爆した広島の被害伝えたい

 女優・黒島結菜(18)が29日、都内で、NHK総合のドラマ「戦後70年 一番電車が走った」(8月10日、後7・30)の制作会見を共演の阿部寛(51)、清水くるみ(21)らと行った。

 原爆で焦土と化した広島で、被爆から3日後に路面電車の運転を再開させた実話のドラマ化で、黒島は少女運転手を演じた。

 広島と同じように戦争で大きな被害を受けた沖縄出身とあって、「戦争に関する作品にずっと関わりたいと思っていたので、10代のタイミングでその役を演じられることにすごく感謝しています」と思わず涙。「若い人に、広島の被害を知らない人もいっぱいいると思うので、それを伝えられる作品になったと思う」と話した。

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