“ドローン少年”に「カネ振り込んだ」
小型無人機「ドローン」を飛ばすとほのめかし、東京・浅草神社の三社祭の運営を妨害したとして横浜市の無職少年(15)が逮捕された事件で、支援者を名乗る男性が浅草署を訪れ、「少年に25万円を振り込んだ」と話していることが22日、警視庁少年事件課への取材で分かった。
警視庁によると、少年は中学卒業後、仕事はしていなかった。同庁は、ドローンなどの購入費用の捻出方法を、少年が動画を配信したサイトの課金システムなどで調べる一方、男性からも詳しい経緯について事情を聴いている。
男性は22日午前、浅草署を訪れ「少年の動画が非常に面白かったので、自分が支援してあげたいと思った」などと説明。パソコンの購入資金として、少年の口座に25万円を振り込んだと話したという。警視庁は同日、威力業務妨害容疑で少年を送検。東京地裁は10日間の勾留を決めた。