優子 連ドラ初主演で冷酷非道な警官役

 元AKB48で女優の大島優子(26)が、4月スタートのTBS系「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(木曜、後9・00)で連続ドラマ初主演を務めることが16日、分かった。ヒットメーカーの演出家・堤幸彦氏(59)とのタッグで作るオリジナル作品。暴力団構成員を堅気に戻す手助けをする警察官役で、「主演は初めてですが凝り固まらず、自分らしくお芝居を遊べたら」と女優魂を燃やしている。

 女優業に軸足を置くため、昨年6月にAKBを卒業してから8カ月、念願の“大仕事”が舞い込んだ。

 役者として花形である、連ドラ主演のオファーが初めて届き、大島は「独り立ちしてお芝居の経験を積んで、いよいよ来たかという感じです」と胸を高鳴らせた。

 ドラマで描かれるのは、ヤクザの更生をサポートするため、警察に実在する「暴力団離脱者相談電話」(通称・足抜けコール)。大島は、警視庁の足抜けコール担当者・永光麦秋(ばくしゅう)を演じ、殺陣などのアクションシーンにも挑戦する。

 演出は、「トリック」「SPEC」などの代表作を持つ堤氏。AKBのヒット曲「フライングゲット」のミュージックビデオも手掛けており、大島にとっては気心知れた仲だ。

 堤作品らしく、決めゼリフも用意されている。足抜けを妨害する人物に離脱承諾書を書かせるシーンで、『一筆、頂戴いたします!!』とたんかを切るもので、「堤さんが作るキャラクターは濃いので、自分がセリフを言うのにどうつかめるか。人に引っかかるようなキャラクターを考えたい」と課題を挙げる。

 3月中旬のクランクインに向けて、武術のトレーニングも行う予定。主人公の麦秋は冷酷非道な設定というだけに、「これから人に冷たく生きようと思います。町で『はぁ!?』と言われても、役作りだと思ってください。神対応から塩対応にイメチェンします」。持ち前の笑顔を封印し、与えられた役に没頭することをジョーク交じりに宣言していた。

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