くちびるガールズ“どぶ板宣伝”奮闘中

 女優の新垣結衣(26)が主演する映画「くちびるに歌を」(2月28日公開)で合唱部の生徒を演じた男女12人グループ「くちびるガールズ」が19日、昨年の静岡県大会で金賞に輝いた強豪校・英和女学院を訪問した。

 同作は、吹奏楽部を舞台に興収21.5億円のヒットとなった「スウィングガールズ」(2004年)の、いわば合唱部版。キャンペーンでは全国18カ所を回り、チラシを配ったり、劇中でのコンクール課題曲「手紙」を路上を含め100回以上も合唱するなど“どぶ板宣伝”を展開する。

 この日は合唱を聴いた現地メディアが涙を流す一幕もあり、部長役の恒松祐里(16)は「歌声で100人泣かせるくらい大きな感動を届けられたら」と“百人斬り”を誓った。

 部員には元「乙女新党」の葵わかな(16)ら10代の新鋭がそろっており、「スウィング-」をきっかけにブレークした上野樹里(28)、貫地谷しほり(29)のようなシンデレラ誕生が期待される。

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