ＳＭＡＰの稲垣吾郎（４１）と香取慎吾（３７）が来年１月１０日放送のフジテレビ系「人志松本のすべらない話」（後９・００）に初参戦することが１８日、分かった。芸人以外のプレーヤーが参加するのは番組史上初。２００４年に始まった番組の１０周年を記念し、スペシャルゲストとして登場する２人が、ダウンタウンの松本人志（５１）や千原ジュニア（４０）ら芸人を前に“すべらない話”を披露する。

　フジテレビ系「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」でコントに挑戦するなどジャニーズのタレントとしてバラエティーの道を切り開いたＳＭＡＰが、トークを武器に戦う“お笑い総合格闘技”に初参戦した。

　出演者の名前が書かれたさいころをふり、当たった人物が“すべらない話”を披露する番組。０４年１２月２８日に深夜番組として始まり、１０年間２６回の放送で総勢１５０人以上の芸人が出演。１０周年を迎えたことで、スペシャルゲストとして２人の出演が決定した。

　芸人以外が初参戦しての収録は波乱の幕開けとなった。トップバッターを引き当てたのは、「痛快豪快大食い！　永久不滅のワンパクアイドル」と紹介された香取だった。香取は故・森光子さん主演ＴＢＳ系ドラマ「時間ですよ　平成元年」（８９年）にメンバーの草なぎ剛（４０）と出演した際の秘話を披露。松本から「引き込むねぇ」と絶賛された。

　ただ香取にとっては、ネタ選びの苦労もあったようで「ＳＭＡＰは話せないことが多いんだな。アイドルなんだなとあらためて思いました」と明かした。

　一方、「クールで甘いマスクの貴公子」と紹介を受けた稲垣はメンバーも知らない「謎の半同居人」話を披露。香取から「本当にヤバい話」と認定された稲垣は収録を終え、「ずっとしゃべりたかった」と笑ってみせた。

　２人の参戦を「“芸人がパンツ見られた”みたいな感じ」と恥ずかしがった松本だが、「これを機に、他のＳＭＡＰメンバーも」と期待。「やってみたいという人がいれば一報いただければ」と芸人以外の新たな参戦者も呼びかけた。