西内まりや 初映画で人生初ショート
歌手でモデルの西内まりや(20)が、実写映画初出演となる「レインツリーの国」(来秋公開)で、ロングヘアを30センチ切り、人生初のショートカットを披露していることが9日、分かった。アイドルグループKis-My-Ft2の玉森裕太(24)が映画初主演する同作で、西内は玉森演じる伸行が心ひかれる女性ひとみを演じる。「新たな西内まりやのスタート」と心機一転を誓っている。
カリスマモデル、女優、歌手に続いて、銀幕デビューという新たなステージに上がった西内が、ファンを驚かせる変身を遂げた。
有川浩氏のベストセラー同名小説が原作の同作は、伸行(玉森)が「レインツリーの国」というブログの管理人、ひとみ(西内)とメールのやり取りをしていく内に、心引かれていく恋愛物語。
ロングヘアを30センチ切るシーンは劇中にも登場。ある秘密を抱えるために、伸行に会うのを拒む後ろ向きな自分をポジティブに変化させるきっかけとなる重要なポイントとして描かれる。
西内は、10月中旬のクランクイン前にカット。これまでの人生を共にしたロングヘアとのお別れを「どんなイメージになるか予想がつかず、緊張感もあった」と振り返る。しかし役柄同様、西内にとっても転換点に。「新たな西内まりやのスタート。髪を切った事は自分と向き合うきっかけにもなり、ファッションや気持ちも変わりました」と晴れやかに語った。
07年にファッション誌「ニコラ」のモデルとしてデビュー。今年は8月に「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューを果たし、日本レコード大賞新人賞を獲得するなど、順調に活躍の場を広げてきた。
「もっともっとありのままの私でいようと思う」と2015年のさらなる飛躍を誓った。