広末涼子“父”健さんの役者魂「引き継いでいく」

 女優の広末涼子(34)が22日、都内で、映画「想いのこし」の初日舞台あいさつに登場し、あらためて高倉健さんへの思いを明かした。

 広末は1999年公開の映画「鉄道員」で健さんの娘役を演じた。当時はまだ10代で芝居経験も少なかったというが、「直接的な言葉や指導じゃなく、背中で教えてもらった。役者魂を肌で感じさせてくれる人だった」と健さんへの感謝を口にした。自身の撮影はなかった北海道ロケに、健さんから「いらっしゃい」と誘われ、出向いたことで、現場での健さんの立ち姿に直接触れ、役に入っていけたという。完成試写は健さんの隣の席で鑑賞し、「大泣きして、頭をなでてもらったのを思い出します」と懐かしがった。

 今では日本を代表する女優の一人に成長した広末。「悲しんでばかりいられない」と語り、健さんからの教えを胸に「日本映画の中に生きる人間として、その遺志を引き継いでいかないといけないと思う」と約束していた。

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