セカオワ、能年玲奈イメージの新曲完成

 4人組バンド「SEKAI NO OWARI」が、女優・能年玲奈(21)からインスピレーションを得た新曲「マーメイドラプソディー」(発売未定)を書き下ろしたことが23日、分かった。

 同曲は、能年の主演映画「海月(くらげ)姫」(12月27日公開)の主題歌。じぇじぇじぇな異色タッグで、年の瀬の注目作を盛り上げる。

 “オタク能年”が歌になった。「海月姫」は、少女漫画誌「Kiss」で連載中の同名作品の映画化。クラゲオタクの主人公が、男子禁制のアパート「天水館(あまみずかん)」で個性的なオタク女子たちとドタバタ劇を繰り広げるコメディーだ。

 主題歌を担当するセカオワはメンバー4人が一軒家で暮らしており、主人公たちとの“共同生活つながり”で起用された。

 楽曲制作のため、4人は撮影現場を見学。熱演する能年らの姿から着想を得て、新曲「マーメイドラプソディー」を完成させた。人魚の物語を描いたポップソングだ。

 まるで水中にいるような前奏が印象的で、能年も「かわいらしい曲。あえて、人魚の曲になっているのが、海月姫から、また別の物語を思わせるような気がします」と大喜びしている。

 普段は曲を作ってから詞をつけるのがセカオワ流だが、今作は逆のアプローチで制作した。作詞を担当したSaori(28)は「閉じこもっているけど、一歩外に出てみようとしている感じを『私も知っているぞ』と、すぐに詞を書きました」と一気に完成させた。

 セカオワが楽曲を提供した映画は、12年に興収17・7億円のヒットとなった「今日、恋をはじめます」などがあり、相乗効果が期待される。興収23億円を超えた8月公開の主演映画「ホットロード」に続く能年の勝負作を、音楽の力でバックアップする。

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