藤井フミヤ フルオケ背に夢のステージ

 歌手・藤井フミヤ(51)が30日、東京文化会館で、フルオーケストラをバックに歌う全国ツアー「プレミアム・シンフォニック・コンサート」(5カ所7公演)をスタートさせた。

 デビュー30周年で初めての試み。「このような機会を設けていただいて、本当にありがたく思います。30年歌い続けてきて初めてのこと。もう一生ないかもしれない」。フミヤは喜びをかみしめた。

 名門「日本フィルハーモニー交響楽団」の64人の編成を従えての壮大なステージ。大きな拍手で迎えられたフミヤは、声援に応えて軽く投げキスし、まず代表曲「TRUE LOVE」を熱唱した。

 初めての経験に、いつも以上に緊張度は高かった。途中で歌詞を間違える場面もあり、トークでは「しゃべりながら少しずつ緊張をほぐしている」と冗談交じりに心境を明かした。

 それでも歌うごとに、オーケストラとの調和は増した。「1曲目はだいぶアウェーな雰囲気だったけど、だいぶなじんできた」と「Another Orion」などソロ曲を中心に披露。アンコールではチェッカーズ時代の「夜明けのブレス」も熱唱。最後はいつまでも鳴りやまぬ拍手に、満面の笑みを浮かべていた。

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