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“北斎のゴースト”アニメに映画になる

2014年4月25日

 原恵一監督によりアニメ化される「百日紅」=(C)2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

 原恵一監督によりアニメ化される「百日紅」=(C)2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

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 原監督にとっては映画「カラフル」(10年)以来のアニメで、「はじまりのみち」を経てのホームグラウンド。「新しくて、現実味のある『時代劇』にしたいと思う」と、実写の経験も盛り込むつもりだ。北斎のアシスタントであり“ゴースト”でもあったお栄の目を通して、江戸の市井の人々を描き出す。

 原監督は6月9日から14日までフランスで開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭」で製作発表を行う予定。11年の同映画祭では「カラフル」で長編部門特別賞と観客賞を受賞しているだけに、いきなり世界から注目を集めることになりそうだ。

 映画の完成は今年の年末、日本公開は15年を予定している。

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