「明日ママ」全スポンサーがCM見送り

 連続ドラマ「明日、ママがいない」が児童養護施設の団体などから内容改善を求められている問題で、日本テレビの大久保好男社長(63)は27日、定例記者会見で「抗議や申し入れは重く受け止めるが、最後まで見ていただければ私たちの意図が理解していただける」として、当初の予定通り全9話を放送する意向を明らかにした。

 一方、番組スポンサーの花王、三菱地所、小林製薬は同日、29日放送の第3話について、CMをACジャパン(旧公共広告機構)の公共CMに差し替えることを決定。既に22日放送の第2話でJX日鉱日石エネルギー、キューピー、エバラ食品工業がCM放送を見合わせ、その後スバルと日清食品も見合わせを決定した。これで番組を提供しているスポンサー全8社がCM放送を見合わせることになった。契約は継続しているが、全社がCMを見合わせるのは異例。

 ドラマをめぐっては「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置する慈恵病院(熊本市)や全国児童養護施設協議会が「養護施設の子どもや職員への誤解や偏見を与えかねない」として放送の中止や内容改善を求めている。

 日本テレビ総合広報部は「CMの個別の契約についてはお答えすることはできない」としている。

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