関東連合元リーダーが無罪主張
昨年9月、東京・六本木のクラブで、飲食店経営藤本亮介さん=当時(31)=が暴行され死亡した事件で、傷害致死罪などに問われた暴走族グループ「関東連合」(解散)の元リーダー石元太一被告(31)は9日、東京地裁の裁判員裁判初公判で「凶器の存在は知らないし、指示を出したこともない」と無罪を主張した。
事件では、9人が傷害致死罪で起訴され、既に石元被告以外の8人が懲役8~15年の判決(いずれも控訴)を言い渡された。主導したとみられる男(34)は逃亡中で、警視庁が国際手配している。石元被告は既に別事件の詐欺罪の区分審理で有罪の部分判決を受けており、合わせて量刑が言い渡される。
