「あまちゃん」総集編10時間一挙放送

 NHKは20日、今年の社会現象にもなった連続テレビ小説「あまちゃん」の総集編「暦の上ではディセンバー これで見おさめ!? じぇじぇじぇ!“あまちゃん祭り”」を、12月30日の午前8時から午後6時まで、総合テレビで放送することを発表した。

 総集編を10時間にわたって放送するのは極めて異例。また、ヒロインを務めた能年玲奈(20)を大みそか放送の紅白歌合戦の「紅白PR大使」に起用することも発表した。

 “暦の上ではディセンバー”の年の瀬。「あまちゃん」が10時間にわたって総合テレビをジャックする。

 総集編「暦の上ではディセンバー‐」は、毎週日曜に放送されていた、「あまちゃん」のダイジェスト「あまちゃん1週間」をもとに構成。第1週~第26週までの全ダイジェストに加え、新たに能年のインタビューを交えて放送する。

 「あまちゃん」はこれまで、8月に放送終了分の総集編、番組終了直後の10月には全話の総集編が放送されており、今回で3回目。朝ドラ総集編の複数回放送自体は珍しくないが、今回は途中にニュースなどを挟むものの、10時間という異例の放送時間。「おそらく過去に例がない」(NHK関係者)という破格の扱いとなる。

 この日発表された新語・流行語大賞にも「じぇじぇじぇ」がノミネートされるなど、ドラマは今年の社会現象となっており、NHK関係者は「今年話題になったので、もう一度じっくり見てほしい」と話している。

 ヒロインの能年は31日の紅白歌合戦を盛り上げる「紅白PR大使」にも任命された。12月1日から31日まで毎日、30秒の紅白PRのミニ番組に登場、見どころやミニ知識などを日替わりの内容で紹介するという。

 今年の紅白では「あまちゃん」企画が織り込まれる予定。能年は「旗を持って走り回って紅白をPRしたい」と大使役に意気込むとともに、「白と黒の衣装、でなくて紅と白の衣装を着て、みなさんにごあいさつできたら」と出演に意欲を見せていた。

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