国分“TOKIO”五輪キャスター狙う

 2020年五輪の東京開催が決まった8日、フジテレビ系スポーツ情報番組「すぽると!」の土曜編集長を09年から務めるTOKIOの国分太一(39)は、同番組の五輪開催地決定生中継特番に出演後、都内で取材に応じ、7年後の東京五輪キャスターを目指すことを宣言。ほかにもSMAPの香取慎吾(36)や歌手・北島三郎(76)、EXILE、AKB48ら芸能界から続々と喜びの声が届いた。

 歓喜の瞬間に目を潤ませ大興奮の国分が、早くも東京五輪のキャスターに名乗りを上げた。

 56年ぶりに行われる東京五輪は、40代半ばで迎える。「自分がプロデューサーだったら若い人を使う」と分析しながらも、「ここから僕のオリンピックキャスターの道もスタートする。(フジテレビの)偉い人たちに『最高のプレゼンだったよ』と言われるように売り込んでいきたい。“おもてなし”が大事なので接待を続けたい」。プレゼンターを務めたフリーアナウンサーの滝川クリステル(35)が本番でアピールした「おもてなし」を引用しながら“秘策”を語ってみせた。

 国分はTOKIOとして、1996年にアトランタオリンピックの広報アドバイザーを務め、昨年のロンドン五輪で初めてキャスターを務めた。番組を通じて招致活動や選手の思いに触れてきた。「(決定した)あの瞬間、誰もしゃべってなかったんじゃないですかね。こういう感覚は初めて」と言葉にならない感動を覚えたという。

 もちろんアーティストとして五輪とかかわりたいという思いもある。グループ名はジャニー喜多川社長(81)が外国人の東京の発音が「トキオ」だからと、世界でも通用するよう命名。“東京”を背負うだけに開会式も期待しており、「ジャニーさん(演出)とかね。久しぶりに踊っちゃおうかな。この辺も接待ということで忙しくなりそう。7年後すげえ太っているかも」。歴史的瞬間に立ち会い、少年のように夢は膨らむばかりだった。

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