あっちゃんになりすまし「サクラ」逮捕
出会い系サイトで芸能人や異性を装った「さくら」を使い、客から利用料名目で金をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は13日までに、詐欺の疑いでサイト運営会社「ウイングネット」元役員山中孝浩容疑者(34)=東京都新宿区西早稲田2の20の10=とアルバイトの男女ら計9人を逮捕した。同社社長の男(40)の逮捕状も取り行方を追っている。
逮捕容疑は12年4~5月、アイドルグループ「AKB48」元メンバーの前田敦子さんやマネジャーに成り済まし、埼玉県の男性会社員(40)に「相談に乗ってほしい」などと持ちかけてメールのやりとりをし、サイト利用料として約136万円を銀行口座に振り込ませてだまし取った疑い。山中容疑者は容疑を否認している。
「さくら」を使った詐欺的“サクラサイト”については、国民生活センターが昨年7月、注意喚起する文章を公開している。今回の手口は同センターが指摘した「有名芸能人や芸能事務所のマネジャーを騙(かた)る」「相談にのってくれたら報酬を払う」等のメールが届くケースだ。
サイバー課はウイングネットの関係先を捜索し約37万人分の顧客名簿を押収。同社は少なくとも8種類のサイトを運営し、2010年から2年間で約116億円を売り上げたとみられる。同課によると、山中容疑者らは交流サイト、フェイスブックなどを使って客と接触。女性の利用者には「嵐」や「EXILE」のメンバーなどを装っていた。
