木村大作氏が前言撤回 2作目撮る!!
映画カメラマンの木村大作氏(73)が、09年公開の「劔岳 点の記」に次ぐ2作目の監督作品「春を背負って」(14年公開予定)を製作することが11日、わかった。
“前言撤回”して、監督・木村大作が山に戻ってくる。「劔岳‐」製作時には「監督は一度きり」と明言していたが「それは本当の気持ちだったが、新しいものをつくっていく喜びはやめられない。おわびして、応援してもらいたい」と、思いを語った。
原作は笹本稜平氏の同名小説。原作では奥秩父だった舞台を富山・立山連峰に移し、標高3000メートルに立つ山小屋「菫小屋」を営む家族とそこに集う人のドラマを描く。
標高3000メートルに実在する「大汝山休憩所」の協力で、来年4月から11月まで四季を追う形でロケ。セット撮影でも都内の冷凍倉庫内に山小屋を建てる予定で、木村監督の持ち味である「厳しい自然の中にある美」が描かれる。木村監督は「大自然を相手に映画を作る人がいない。おれはそういうところ(自然)に帰ってきちゃう」と、意気込んでいた。