血液のがん「ろ胞性リンパ腫」を克服したロックバンド・ＳＯＰＨＩＡの都啓一（４１）が、８日から放映されるアメリカンホーム保険の新ＣＭ「みんなのＭＡＥＭＵＫＩ駅伝」の「総合篇」、「復活篇」で元気な姿を披露している。

　「みんなのＭＡＥＭＵＫＩ駅伝」は、がん経験者と、応援する人が一つのたすきをつないで走り、日本一周を目指すプロジェクト。

　都は２０１０年３月に同病を患い闘病したが、昨年８月にはライブ復帰を果たすまでに回復した。経験から「多くのがん経験者に勇気を持ってほしい」と思っていたといい、間寛平出演のプロジェクトのＣＭを見て「コレだ！」と、駅伝への参加を決めたそう。「闘病中はたくさんのファンに応援いただき、今度は自分から何かできないか、という気持ちがありました。自分の足で駅伝を走る、そして、みんなと一緒にたすきをつないでいく今回のプロジェクトは自分の気持ちにピッタリだと思いました」と明かした。

　ＣＭには、妻でシンガー・ソングライターの久宝留理子（４３）と制作した楽曲「明日へ」を提供。家族で病を乗り越えた経験が込められており、都は「みんなの明るく楽しい未来に向けた、とても“まえ向き”な楽曲になったと思います」とコメントしている。

　プロジェクトのサイト（ｈｔｔｐ：／／ｍａｅｍｕｋｉ-ｅｋｉｄｅｎ．ｊｐ）で９日から新ＣＭ「総合篇」のロングバージョンも公開される。