松山悔しい11位「ベスト尽くした」

 「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・オープン・最終日」(21日、リビエラCC=パー71)

 首位と3打差の10位で出た松山英樹(23)=LEXUS=は5バーディー、6ボギーの72と振るわず通算8アンダーの11位だった。首位から68と伸ばしたバッバ・ワトソン(米国)が通算15アンダーで3季連続のツアー通算9勝目を挙げた。

 3打差を追いかけた松山は「いい流れが来そうなところでボギー。うまくいかなかった」。出場2大会連続優勝のチャンスを逃し、肩を落とした。

 パットで流れを切った。1番で幸先よく伸ばしたものの3番、4番はともに3パット。5番でバーディーを奪い返しながら6番は1メートル半と絶好のチャンスでスライスラインを読み切れなかった。ボールはカップ左に抜け「あれを外したのが大きかった」と悔やんだ。

 2週前のフェニックス・オープンは前年の惜敗の経験を生かして優勝。今大会も昨年は1打差の4位に入っており、期待が高かっただけに「ベストを尽くしたが、結果が伴わなかった」と悔しさを募らせていた。

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