松山が首位に来た!圧巻5連続バーディー

 「男子ゴルフ・日本オープン・第3日」(15日、狭山GC=パー70)

 8位から出た松山英樹(24)=LEXUS=が9番からの5連続を含む6バーディー、1ボギーの65をマークし、通算4アンダーで首位に浮上した。最終日は国内メジャー初戴冠をかけて最終組でスタートする。66で回った池田勇太(30)=日清食品=が李京勲(韓国)とともに1打差の2位。こちらは逆転での2年ぶり2度目の大会制覇を目指す。石川遼(25)=CASIO=は71で通算3オーバーの9位につけた。

 いったん目覚めたら最後、怪物の勢いを止められるものはなにもなかった。選手の前に立ちはだかる狭いフェアウエー、長いラフ、そして超高速グリーンを、松山は平然と乗り越え、完膚なきまでにねじ伏せた。

 2オンを狙った551ヤードの9番パー5で、グリーン奥カラーから2パットのバーディー。これが猛チャージの合図だった。10番ではグリーン左奥のラフからピンまで12ヤードの第3打をチップイン。「9番のセカンドもいいショットが打てたけど、このチップインが大きかった」という。

 勢いに乗った11番は4メートルを沈め、12番パー3は第1打をピンそば1メートルにピタリと寄せるスーパーショット。341ヤードと短い13番パー4は当然のように1オンを狙い、サブグリーン脇から残り45ヤードの第2打を2メートルにつけ、5連続バーディーショーを完結した。

 松山、そして石川の人気でこの日のギャラリー数も1万468人と、第1日に続き1万人の大台を突破した。米ツアー2勝の実力者をひと目見ようと、連日コース内外で注目を浴びているが、ひるむどころか「たくさんの人が来てくれるので、プレーしやすかった」と、逆にパワーに変えている。

 最終日は東北福祉大の先輩、池田に1打差をつけてのスタート。勝てば、国内メジャー初優勝を果たすことになる。「優勝も1打差のリードもあまり考えず、しっかりリズムを守れば、いい結果がついてくると思う」。落ち着いた言葉に揺るぎない自信がのぞいた。

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