大山4アンダー「100点」発進

 「全英リコー女子オープン・第1日」(30日、ターンベリー・エイルサコース=パー72)

 全米女子オープン5位の大山志保(38)=大和ハウス工業=と7年連続出場の宮里美香(25)=NTTぷらら=がともに4アンダーの68で回り、好発進した。宮里藍(29)と横峯さくら(29)は72。メジャー初出場の笠りつ子(27)は73でホールアウト。世界ランキング2位のリディア・コ(18)=ニュージーランド=が6アンダーをマークした。日本勢は9人が出場。成田美寿々、渡辺彩香、野村敏京、吉田弓美子は午後からのスタート。

 3週前の全米女子オープンでは最終日まで優勝争いをして日本勢最高の5位に入った大山は、好調を維持していた。「初日の4アンダーは上出来。100点満点です」と、笑顔のスタートとなった。

 前半は8番までボギーが2つ先行したが、ショットの良さは感じていたという。9番で初バーディー。後半に入ってからはフォローの風を受けるホールが多く、気分良くプレーできた。13、14、16番と取り、圧巻は17番パー5。残り158ヤードの第2打を8番アイアンで6メートルに。「バーディーでいいか、と思って簡単に打った」というイーグルパットがカップに吸い込まれた。「まさか入るとは」と笑いが止まらなかった。

 全米女子オープン最終日は一時は首位に2打差まで迫ったが、勝負に出た12番パー3で暗転。ピンそばにつけようと考えすぎてクラブ選択を誤り、ティーショットをグリーン手前の池に落としてダブルボギーにした。学んだ教訓は「どんな状態でも正常心を」。故郷の宮崎に帰ってリフレッシュしての再出陣。平常心が生んだ4アンダーだった。

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