山内、松山の教えでパット極意授かった

 「アクサ・レディース・第2日」(28日、UMKCC=パー72)

 地元宮崎出身のアマチュア・山内日菜子(18)=宮崎東高卒=が3バーディー、3ボギーのイーブンパー72でまとめ、通算2オーバーで38位となり、アマで唯一予選を突破した。 世界の松山が力をくれた。後半アウト8番。山内は8メートルの上りフックラインを沈めた。パターヘッドをインパクトで加速させない打ち方で、絶妙のタッチを生み出した。

 前半インは2ボギー。頭に予選落ちがちらついたが、3番で2メートル、6番でも同じ距離を放り込み、アマチュアでただひとり予選通過を果たした。「今日は松山さんの教えてくれたことを守ったら予選を通れました」と、初々しい笑顔を見せた。

 昨年、ダンロップフェニックスのプロアマで松山と一緒にラウンドする機会を得た。その際、偉大な先輩からパッティングの極意を授かった。「私は打つ時に加速していたんですけど、一定のリズムで打った方がタッチが合うよ、とアドバイスしてくれたんです」と、秘話を披露した。

 日章学園中3年で日本女子オープンの予選を突破(60位)した大器。今春、宮崎東高を卒業し山梨学院大へ進学する。将来の目標はもちろんプロ。「明日も松山さんの言葉を意識してプレーします」と一生懸命前を向いた。

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