遼ショット苦戦も粘り見せ69

 「ヒューマナ・チャレンジ・第2日」(23日、ラキンタCC=パー72)

 ラキンタCCを回った石川遼(23)=CASIO=は5バーディー、2ボギーの69と伸ばして通算4アンダーで、89位から75位に順位を上げた。64をマークしたマット・クーチャー(米国)が通算15アンダーで首位。今大会は3コース3日間で予選ラウンドが行われ、70位までが決勝ラウンドに進む。

 ティーショットに苦戦しながらも、何とか三つスコアを伸ばした石川は「ドライバーは曲がったけど、そこからうまくリカバーできた。よく耐えた」と内容を評価した。

 序盤からショットが乱れた。出だしの10番パー4で第2打をバンカーに入れてボギー発進。11番パー5はバーディーを奪ったが、中盤までなかなかティーショットをフェアウエーに置けなかった。コースは狭いものの、比較的距離が短いため「とにかくトラブルを避けようと大事に行った」と、フェアウエーウッドでティーショットを打つなど安全策に方向転換した。

 これが功を奏して18番、1番と連続バーディー。後半5番のパー5も第2打をバンカーからきちんと刻んだ。残り190ヤードの第3打を7番アイアンで1メートルにつけてバーディーを奪い「冷静な判断をした」と胸を張った。

 悪いなりに粘り、順位もわずかに上げた。「これが米ツアーに必要なこと。3日目はしっかり予選を通って、決勝につなげたい」と落ち着いて話した。

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