遼プレーオフ進出&来季出場権ゲット

 「ウィンダム選手権・最終日」(17日、セッジフィールドCC=パー70)

 石川遼(22)=CASIO=は2バーディー、2ボギーの70で通算イーブンパーの70位だった。63のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が17アンダーで4季ぶりの通算4勝目を挙げた。レギュラーシーズンが終了し、積算ポイントで松山英樹(LEXUS)は22位、石川は75位で、125位までによる次週からのプレーオフに進んだ。進出選手は来季シードも得る。今田竜二は195位で、下部ツアーとの入れ替え戦に出る資格を獲得した。

 石川がプレーオフ出場資格と来季の出場権を手に入れた。「キャディーがしきりに、この1年間戦ってきておめでとうって、声を掛けてくれた」と、うれしそうに話した。

 長いパットを沈めた16番のバーディーも、第1打を左へ曲げた18番のボギーでふいにした。それでも、第2Rで62をマークした大会を「自分の中では成功体験」と表現。今季の出場権を来季につなげ「(松山)英樹よりは進むスピードが遅いかもしれないけど、自分のペースで進んでいる」と振り返った。

 プレーオフは21日開幕のバークレイズ(ニュージャージー州)から4大会。今のポイントで確実に出られるのは2戦目までだ。「例え1戦目で予選落ちでも2戦目で2、3位に入れば3戦目に行ける」と、出場選手が徐々に絞り込まれる初挑戦のプレーオフに意気込んだ。

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