藍&さくら組またまた圧巻チャージ!
「インターナショナル・クラウン・第3日」(26日、ケイブズバレーGC)
1次リーグB組の日本は韓国に1勝1敗で2点を加え、全体首位の通算8得点で最終日のシングルス戦に進んだ。宮里藍、横峯さくら組がチェ・ナヨン、金寅敬組に3アンド2で勝ったが、宮里美香、比嘉真美子組は朴仁妃、柳簫然組に完敗した。A組は7点で並んだタイとスペイン、B組は日本と7点のスウェーデンが通過し、各組3位同士のプレーオフで米国に勝った6点の韓国を加えた5チームの計20選手が、最終日はシングルスで対戦。4日間の合計得点で順位を争う。
さくらが2イーグルを奪えば、藍はバンカーから直接のバーディー。10番からの5ホール中、四つを奪って強敵を一気に突き放した。3日間で2勝1分けと、日本の予選首位に貢献した。
韓国ペースの前半を何とか1ダウンで折り返すと、10番(パー4)で流れが変わった。横峯が残り148ヤードの第2打をカップ手前から転がして入れる見事な“同点イーグル”。12番(パー5)でも横峯がグリーン手前のラフからチップショットを決めてイーグル。14番では宮里がバンカーショットを放り込み、3アップと大きなリードを奪った。
横峯は「ラッキーなことが続いて奇跡的に勝てた」と謙遜気味。第1回大会の頂点に最も近い位置から最終日に臨む。「難しい戦いになる」(宮里)「一番タフな戦いになる」(横峯)と気を引き締めた。