「サントリーレディース・第１日」（１２日、六甲国際ＧＣ＝パー７２）

　マンデー予選を突破し出場権を得たアマチュアの佐々木笙子（１８）＝兵庫・クラーク記念国際高３年＝が４バーディー、１ボギーの６９で回り、３アンダーで首位と１打差の４位スタート。

　佐々木以外のアマチュア勢では、森田遥（１７）＝高松中央高３年＝が８位につけたが、６バーディー、４ボギーの内容に「荒れ荒れのゴルフ。（あすからは）きちんと決めていくゴルフができれば」と口元を引き締めた。

　ツアー最年少優勝を果たした勝みなみ（１５）＝鹿児島高１年＝は１オーバーの４９位とやや出遅れた。パットに苦しみ「自分がイメージしているより、ちょっとオーバーしていた。練習が足りない」と反省の言葉を口にした。

　１アンダーの１８位と好位置につけた１８歳の柏原明日架は１０番で約６メートルのバーディーパットを沈め、「不安要素が消えた」と笑顔。堀琴音はショットがピンに寄らず、バーディーチャンスをつくれない中、２オーバーの６３位と踏ん張った。

　若さと元気と計り知れない伸びしろを合わせ持つ彼女たち。４日間大会だけに、まだまだ勝負は始まったばかりだ。