「日医工女子・第1日」(29日、富山県八尾CC)
賞金ランキングでトップを走る全美貞(韓国)が、ボギーなしの6バーディー、66で首位に立った。2打差の2位に前週優勝の服部真夕と、25歳の林綾香が並んだ。16歳のアマチュア、河野美桜(山梨学院大付高)らが69で4位につけた。
過去のツアー大会で、18ホールの最少スコアは71。初日を5バーディー、1ボギーの68で終えた林綾香は「今年のベストスコア。1ショットずつ気を引き締めた」。2位スタートに、ほおが緩んだ。
最終の9番、カップ3個半分のスライスという5メートルを沈めてバーディーで締めた。「弟に(ラインを)読んでもらった」と感謝した。キャディーを務めたのは昨年プロテストに合格した弟の照大。妹の明日香は歌手として活躍しており、きょうだいの頑張りが刺激になっているという。
2月に若手の登竜門とされるグアム知事杯でプロ初優勝した。とはいえ、昨季は8戦で7度、今季も5戦で4度、予選落ちした。決勝に進んだ2戦も50位台とさえない。
「今までは距離を測って、そこに打つだけだった。考えてゴルフをしたことがなかった」と言う。独り善がりのプレーを反省し、弟の堅実なコースマネジメントに従ってスコアメークした。照大も「落ち着いてプレーしていた」と喜んだ。
大学を中退して挑んだプロテストに不合格となり、欧州やアジアのツアーに出場した25歳。紆余(うよ)曲折を経てきた身長148センチの小柄な選手が存在感を示した。
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