「AT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ」(11日開幕、ペブルビーチGL)
米男子ゴルフツアー参戦中の石川遼(18)=パナソニック=が8日(日本時間9日)、2戦目となるAT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ(11日開幕)に向けて、開催コースの一つとなる名門、ペブルビーチGL(6816ヤード、パー72)で初めて練習ラウンドを行った。幼少時にテレビで見た6番パー5では、第2打地点から10メートル近い打ち上げを体感。ピン方向を確認するため対策を検討するなど、コース攻略へのイメージを膨らませた。
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感激をかみしめて18ホールを回った。世界中のゴルファーがあこがれるペブルビーチGL。石川は「オーガスタやセント・アンドリュースで初めてプレーしたときと同じくらいうれしかった」と興奮した。
1919年開業の名門リンクスは、石川にとって、2000年全米オープン優勝を遂げたウッズの勇姿と重なる。8歳のときに見た映像は、脳裏に刷り込まれてきた。7番は100ヤードとツアー最短のパー3、18番も左が海に面した名物ホールだが、石川は第2打地点から高さ10メートル近い打ち上げとなる6番パー5も「興味があった」という。
距離513ヤードで、この日は第1打を左ラフに入れ、残り190ヤード。この第2打地点からグリーン方向へ、“高い壁”がそびえるようなロケーションを体感した。グリーンはもちろんピンさえも見えない。「目の前の傾斜がかなり高く、日本ツアーでああいう打ち上げはない」と目を丸くした。
しかも左の海からは重い風が吹く。この日は100ヤード先の山の上に関係者を立たせてピン方向への目印としたが、1、2球目とも風で大きく左へ流れた。3球目に右のがけ上を通すように狙い、ようやくグリーン手前に着弾したほど苦労した。
本番では加藤キャディーを山の上へ立たせ、目印とすることを検討。「それぐらいしないと。そこらへんかなで僕は打ったことはない。慎重に方向は決めたい」。記憶に残る映像では、ウッズは左の深いラフから右手前にべたピンにつけた。イメージを膨らませた。
ペブルビーチGLは、石川が出場権を持つ5月の全米オープン開催コースでもある。「全米のコース設定でもプレーしてみたい」。今大会は3つのコースで予選ラウンドを行い、名門コースでのプレーは決勝日を含め2日のみだが、その先にもつながる舞台だけに、格好の試金石となりそうだ。








