「ノーザントラストオープン第2、3R」(6日、リビエラ)
石川遼(18)=パナソニック=が、米ツアーでは自身初となるイーグルを記録し、トップ10フィニッシュを視界にとらえた。前日に消化できなかった第2ラウンドを14番から再開し、17番のチップインイーグルなどで通算6アンダー、自己最高位の4位で予選を通過した。第3ラウンドは日没サスペンデッドとなった17番までで4バーディー、4ボギー。通算6アンダー暫定12位で、首位と8打差ながら、19ホールを回る最終日に10位以内を狙える位置につけた。
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残り124ヤード、右サイドのラフからの第3打。アプローチウエッジを振り抜いた石川は、ピンへ一直線に向かう打球に「ボールが落ちる前から満足気味。いいのかな?って」と手ごたえを感じた。歓声と口笛で、予感が現実となったことを知った。第2ラウンドの17番パー5で、米ツアー自身初のイーグルを達成。ハニカミながら右手を突き上げた。
海外でのイーグルは昨年9月の韓国オープン3日目、11月のHSBC選手権2日目に続き3度目だが、米国では初めて。前日までとは打って変わって苦しい1日だっただけに、価値ある一打となった。15番のボギーを帳消しにし、第2ラウンドは68と、海外初の60台を連発。ラウンドごとの順位では、海外最高位だったHSBC選手権3日目の8位を上回る4位で、大目標に掲げた予選を突破した。
「(決勝進出が)もっとうれしいのかなと思ったら、そこまで感情的にならなかった」。さらに上を目指せるスコアが、石川に満足感を与えなかった。第3ラウンドはショットが左にぶれて不調だったが、14番で10メートル、15番で11メートルのパットを沈め、粘って耐えた。そして闇に包まれた17番で3メートルのバーディーパットを決め、執念でイーブンに戻した。
刺激もあった。第3ラウンドは、兄貴分と慕うアンソニー・キムと、HSBC選手権予選ラウンド以来、4度目の同組になった。「アンソニーは優勝をあきらめてない。まあ優勝はないだろうという組でプレーするのと、まだ分からないというのでは全然違う」。6歳年上の存在も、気持ちを張り詰めさせた。
最終日は残り19ホール。「トップ10を何とか目指してやりたい」と目標を定めた。開幕前は「4日間で5、6アンダーなら大満足」だったが、大きく上方修正。「この舞台で優勝は40年ぐらい早い」。まるで米ツアー最年長Vを狙うかのように謙そんし過ぎる傾向があるが、10位以内は十分に現実的だ。








