男子ゴルフの石川遼(18)=パナソニック=が5日、米国選抜対世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」(8〜11日、米カリフォルニア州ハーディングパークGC)に出場するため、成田空港から出発した。現地では世界選抜チームの一員として常に団体行動となるため、この機会にグレッグ・ノーマン主将(54)らと積極的にコミュニケーションを取り、今後の財産とする腹積もりだ。
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国内ツアーで4勝目を挙げた余韻は、吹っ飛んでいた。コカ・コーラ東海クラシックの優勝から一夜明け、「あらためてというのはあまりない。今週に気持ちは切り替わっています」と、完全にプレジデンツカップモード。「やっぱりタイガーと戦ってみたい」と胸を高鳴らせた。
「ワクワク感がある」というのは、世界の一流とともに戦う団体戦だからだ。世界選抜チームは常に団体行動で、宿泊ホテルでは1フロアに集まり、文字通り寝食をともにする。
これまで海外遠征は常に“チーム遼”で行動していたが、今回、父・勝美氏は同行しない。代わりにV・シン、エルスらとバスに揺られて会場を行き来し、ミーティングも密に行う。「ぼくのゴルフ人生で大きな財産になる」と、世界を代表する選手たちの所作や考え方に触れるだけでも貴重な経験になる。
世界選抜は8カ国の選手で構成される。一番年が近い選手でも27歳のビジェガスと、気後れするような面々だが、「英語は会話を続けられるレベルではないけど、そんなことを考えると迷惑をかけてしまう。できる限り、話しかけてコミュニケーションを取っていきたい」と、体当たり外交で臨む。
まずは主将のノーマンに突撃する考えだ。「向こうに着いてホテルに行ったら、すぐにお会いして『(主将推薦での選出を)感謝してます。勝利に貢献するために全力を尽くします』とお伝えしたい」。
米ツアー20勝のノーマンから学ぶものは計り知れない。「実際に行ってみてどう感じるか。楽しみという気持ちでいっぱい」。土産はノーマン直伝の帝王学かもしれない。








