ロンドン五輪に出場する男子サッカーU‐23日本代表の関塚隆監督(51)と、女子代表なでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が20日、本大会の組み合わせ抽選(24日、ロンドン)の出席や海外組視察のため渡欧した。本大会(男子7月26日〜8月11日、女子7月25日〜8月9日)1次リーグの対戦相手として、両監督とも強豪国との対戦に前向きだった。
1次リーグで強豪国と格下の国、どちらと対戦したいかを問われた佐々木監督は「強いチームの方がいいでしょ。強いチームとが最初に準備できてバーンと当たれる」と力強く答えた。むしろ、対戦経験の少ない格下の方を「逆にやりづらいかも」と警戒した。
前回08年の北京大会では米国(当時のFIFAランク1位)、ノルウェー(同5位)、ニュージーランド(同24位)と同組だったが、同10位の日本にとって唯一の格下・ニュージーランドに初戦で2‐2と引き分け。アメリカ戦を0‐1で落とし、ノルウェーとの最終戦に勝たなければ1次リーグ敗退という状況に追い込まれた。
結局5‐1の完勝で決勝トーナメントに進出し、4強入りを果たしたとはいえ、取りこぼしの怖さを体験した大会だった。「北京五輪後に金メダルを目指してきました。なでしこから元気を発信したい」と話す佐々木監督にとって繰り返したくない苦い思い出だ。
男子の関塚監督も「我々もメダルを目指して頑張りたいですけど、世界の強豪とやってみたいところでもある」と強豪との対戦を望んだ。とはいえ、こちらはチームの成長もにらんでのもの。「タイトルがかかった中で(強豪と)やるのは大事」と23歳以下の選手を率いる監督らしく、育成面の効果も意識した。
女子は出場国中FIFAランクで米国に次ぐ上位2番目のため、開催国のイングランド、米国と別組が濃厚。残る国ではブラジル、スウェーデン、フランスがランク下位とはいえ強豪だ。男子はFWネイマール(サントス)擁するブラジルが超強豪だ。運命の抽選は24日。両監督の願いはかなうだろうか。
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